293人が本棚に入れています
本棚に追加
「るるー♪るーるるー♪
あっあんなトコロに蝶々が…」
あれから二日経ってセナも慣れたようで俺達は毎日楽しくすごしてる
あ、ちなみに俺ルミネね!なんで姫乃じゃないかって?
「あはは~、うふふ~
ん?川が見えるー!あ!お祖母ちゃーん!」
「ちょ…姫乃ぉぉぉ!!それ有名な三途の川だよぉ!いっちゃ駄目ぇ!!!!」
「あはは、うふふっ」
「姫乃…重症だね…」
姫乃が壊れたからです
この二日間姫乃はずっとあんな調子
意味分かんない事を口走り頭の上では花が回ってます
やばくね…!?
リーヤとセナが必死でこの世とあの世の境目から引き戻してるけど…
「うわぁん!ルミネ君も手伝ってよぉ!!!彗君も!!」
「いや、俺にはナレーターという重要な役割があるんで」
「それ元々姫乃の仕事だからね
というか関わりたくないだけだろう?正気に戻ってきっとルミネはとばっちり食らうからね」
「…正解デス」
絶対姫乃、俺に八つ当たりするから!!!
このごろ俺サンドバックみたいな扱いなんだよ!?
「どーせヘタレだよ!悪かったな!」
「あげくの果てには開き直り…?」
「もぉ!ねぇ彗君は!?」
彗は椅子に座って本を読んでいた
ページをめくる姿までもが絵になっているがこの状況には不釣り合い…
最初のコメントを投稿しよう!