293人が本棚に入れています
本棚に追加
ってか立ったまんま寝てる!?
超器用!!!
「いい加減慣れなさい」
彗がペシペシと十夜の頬を叩く
「………む、り……この眠気に…は勝てない……………」
「…っていうか!彗!!!!」
「何ですか?突然喚かないで下さいよ」
「何その態度の違い!私には往復ビンタだったのに!」
「十夜の顔に傷をつけてしまったら可哀相でしょう?」
「私は!?一応女!!!」
「………あぁそういえばそうでしたね」
「何ーーーーーーー!?
最低!この人類の敵!」
「人類?貴女の敵ですよ」
「むきゃーーーーー!!!!」
「猿ですか?」
「………ねぇ…そ…ろそろ……いい…?」
「あ」
忘れてました。
あぁ私何度めだよ!
ってかこの人存在感薄いんだよ!めちゃくちゃ!!!
…なんて言い訳してみたり?
ごめんなさい、私が悪いです
「…で?何の用?」
「……………助けて…………」
「はっ!?」
助けて!?
「はいはーい!僕が訳するねっ
なんか十夜君、運命の人が見つからないんだって!
それでね?絵本に出てきて来るのは勝手に運命の人ってでしゃばってる糞女でめちゃくちゃ困ってるんだってさぁ!
んで!姫乃に運命の人を見つけるにはどうしたら良いか?とかその女をどうやって追い出せばいいかっだって!!」
「…あの、セナさん?何で助けてって言葉だけでそこまで詳しくわかるわけ?」
「うーん…イリュージョン?」
あ、企業秘密ね
お伽話の国に常識を求めちゃいけないんでした!
最初のコメントを投稿しよう!