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「…わぁ、十夜があーんなに喋ったの久しぶりに見たなぁ」
「しかも笑ったじゃないか」
「……セナのライバルになるんじゃないですか?」
「うーん…嫌だなぁ…」
みんなはボソボソとなんか話していた
まぁ関係無いけどさ!あ、絵本片付けなきゃ
部屋にはまだ絵本が落ちたままだった
拾ってぱんぱんとほこりを叩いてから棚に戻そうとすると…
ピカァッ
「………っ!!!??」
何でっ!?この光りは…!
「あー!十夜君!許可得たんだねぇ」
へっ?十夜!?
「な、何でぇぇえ!!?」
十夜が荷物を持ち私の目の前に立っていた
2分前だよ!?君が帰ったの!忍者の血でもひいてるのか!?
「おかしいでしょ!!何でいんの!?だってさっきでていったばっかじゃん!!!!!!!」
「あれ?言っていませんでしたか?地球と僕らの世界は時間の進みが違うんです
この世界では2分でもむこうの世界では2時間なんですよ」
「へぇ…」
豆知識?、というかねこの国の地理と混ざるんだよ!まじで!馬鹿だから!!!
この前の地理のテストで
Q、この国の名前を答えなさい
A、ヨハネス王国
って答えちゃったんだよ!先生に哀れみの目で見られちゃったよ!?
…まぁ私が悪いんだけど
「まぁよろしくね、十夜」
「……ん、よろしく…姫乃…」
「さぁて十夜にこの家を案内するよ」
「主人面すんな!」
「まぁまぁ!行こ!」
我が家にまた一人住人が増えました
その頃…
「…みんな俺の存在忘れてたなひどい……」
ルミネは一人いじけていたそうな
めでたしめでたし
「めでたくねぇーーー!!!」
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