293人が本棚に入れています
本棚に追加
なんかさ、なんかさ、思うんだけどさ
命の危機にさらされてる女子高生ってそうそういないと思うんだよね
いやそんな事いってたら異世界と関わりを持ってたり王子と同居してる女子高生もいないんだろうけど!!!
私何!?単なる犠牲者だよね!選ばれし乙女とかリーヤが前にほざいてたけど被害者だよ!!
その時……
スパーーーンッ
「集中して下さい」
「いったぁ!?何すんの?!」
また彗にハリセンで頭叩かれましたよ。
私叩かれる回数多くない!!?
「妄想と逃避の世界からお帰りなさい。いい加減集中してもらわないと困るんです。
さぁさっさとペンを動かして下さい。それでもって少ない脳細胞を必死に働かせなさい」
「何!?失礼「返事は?」…………………………………ハイ」
有無を言わさない彗の笑顔があまりにも恐ろしかった
そうだ、これから彗の事般若って呼ぼう
「それでねそれでね!僕らの世界に七ツの国があるの!」
「七ツしかないの?」
「うーん…十分だと思うよ?それにほら、国が少ない方が領土広げやすいもんっ!
…邪魔者は少ない方が良いよねぇ!」
黒いぃぃぃぃぃ!!!!!
セナが!黒い!
今の王子の本音ですか!?何気に全員頷いてるーーー!!!!
「一つめがルミネがおさめるヨハネス王国!」
「え!?ルミネって王様?!」
「ん?言ってなかったか?俺はもう王子じゃなくて王なんだ」
偉そうに踏ん反り返るルミネ
不安だなお前が国の中心とは…
こんなヘタレが国を治めるだなんていつかヨハネス王国滅びるな!うん!
最初のコメントを投稿しよう!