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「それでねぇリーヤ君はスザンの都の皇太子なんだよ~!
スザンの都は別名水の都って呼ばれてるの。綺麗な所でねぇ街が水に囲まれてるんだぁ!」
「水の都って………」
「地球にもありますよね。確かベニス……でしたっけ?あんな感じです」
「へぇ…!行ってみたいなぁ」
「すごく綺麗な都なんだ。僕に相応しい場所さ…この美しい僕にね」
「彗はどこの国だっけー?」
はい、スルー
相手にするだけ無駄だ!!!
「私は三都国ですよ。国の周りは山に囲まれていて歴史は古いんです。
私にはもう関係ないですがね。後はあの馬鹿に任せていますので」
馬鹿ってちょっ…仮にも弟だろうに
「僕はね!ミシッピ国っていうんだぁ!
ミシッピ国はすごいよ~?僕らの世界の中心はミシッピ国だもん!お店とか人とかたくさんなんだ!ちなみに僕も後は継がないよ?お兄ちゃんが継ぐから」
世界の中心…アメリカみたいな感じかな?
「十夜の国は太陽国。太陽国は古城とか多いし森みたいな自然も多いんだ!結構雰囲気あるんだぜ?今はまだ継げないけど王権は十夜だ!」
どんな雰囲気だよ!私がこの世で最も苦手とする分類か!?
ホラーとか死んでるよね!CMとか突然ホラー映画の宣伝やるのあれ本っ当やめてほしい!!!
「あとまだ国はあるんですけど整理つきました?」
「少ない細胞フル回転させてやっと理解できてます」
「まだ説明はあるよぉ?」
「まだあるのか!!!?」
「マナーの練習もあるからね?姫乃」
「嫌だぁぁぁ!!!!!」
「…ファイト…………」
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