お勉強Time

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三時間後… 「もー無理!もーやだ!」 ドサァッとソファーに倒れ込む姫乃 「頑張ったね!今日はもうこの辺で良いんじゃないかなぁ?大分ダンスうまくなったし!」 あれから三時間…何故か私はダンスを習っていた 社交ダンスね!ヒップホップとかじゃなくて! もうヘロヘロ… 踊ってる最中足を踏んじゃうと彗は踏み返してくるから足は痛むし頭ん中ごっちゃだし! 「そうだ!あともう一つ姫乃に教えておかなきゃならない事があったんだ!」 「…はぁ?こっちは疲れてんだよ、ヘタレ野郎が。空気を読む事さえ出来ないの?役立たず」 ギロッと血走った目でルミネを睨むその姿は本当に怖かった 震え上がるルミネの横から場違いな声が。 「落ち着いてよぉ!これで最後だから!ね?お願い」 あの怖さにビクともせずニッコリ笑うセナ。 「ん…セナが言うなら仕方ないか…。早くしてね…」 ふっといつもの目に戻る姫乃。 「…俺って一体……」 うじうじと部屋の隅で拗ねるルミネを全員で無視して話しは進む 「これが多分1番大事な事なんだけどね!僕らの世界にはある一つの組織があるんだぁ!」 「組織…?」 「世界の中心で全ての国々をまとめあげる重要な組織さ 王でさえ頭は上がらない」 「……名前は…ローズ」 「ローズ?……薔薇?」 薔薇?また薔薇?何で薔薇? 嫌だなぁ、私薔薇大っ嫌いになっちゃいそーだよー 薔薇って言われるとさー名前を呼ぶ事さえ怖い例のあの人思い浮かべちゃうんだよねー 想夢は薔薇が好きな人が多いのかなー? ってか何故か嫌な予感がするよー 「設立者、またそこの第一責任者は黒薔薇様です」 「…………………………………………………………黒薔薇?」 ビ・ン・ゴ☆ やっぱり黒薔薇は絶対権力者だったんだね!私の予想合ってたね!てか私を不幸にするのはいつも黒薔薇なんだね! 「誰か私を助けて…」 「無理です」  
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