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「雲雀さん。」
「何?」
「あの…」
本日はお日がらもよく~
空は晴れてます。
ヒバードの囀りが聞こえる中、
綱吉と雲雀は、陽の当たる応接室のソファーに並んで座っていた。
「あの…、渡したいものがあるんです。」
「わぉ、君からプレゼント?言ってごらんよ。」
綱吉は後ろ手に隠した黄色い丸い物体を、そっと雲雀に差し出した。
「…鳥?」
「はい、あの…」
綱吉の差し出した物体→ヒバード…、
に似たふわふわのぬいぐるみ。
「僕に?」
「はい、それで…」
綱吉はそれを渡した後、下を向いてぎゅっとズボンの裾を握る。
言わなきゃ。
「あの俺、雲雀さんのために取ったんです、ゲームで。それで、あの…」
「ふーん。」
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