お気に入り

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心なしか、雲雀さんは笑ってるように見えなくもない。 綱吉はもう一つ言わなきゃと思ってることを、言うため顔をあげた。 「それ、……俺と、お揃いなんです。///」 「へー。」 あら以外に普通な反応。 ちょっとがっかり…、じゃねーだろっ。 雲雀さんこんなもん…だと思ってた。 てか別になんか期待してた訳じゃ…。 「まぁ受け取っとくよ。」 「ありがとございます。」 雲雀は受け取ったそれを膝の上に乗せた。 もふもふ。 もふもふもふもふ…。 「あ、あの、雲雀さん…?」 「何?」 膝の上のそれをもふもふする雲雀さん。 …? 「僕案外気に入ったかもしれないよ。」 「そ、そうですか。」 よかった。 お気に入り。 黄色い鳥、ヒバード…? 好きなものは 君と分け合いたいよ。 自分の好きな物知ってほしい 好きになってほしい、 共有したいんだ。 .
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