最終章「悲しみと涙の高周波数電波」

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次の日、いつもどおりにMEを起動…あれ? ―いつもと違う…なんだこの胸騒ぎ…まてまてまだロゴしかでてないじゃないか すると…セーフモードに移行した…また謎のエラーか… しかし、違った…何か違った…MEは未だに目を覚めないまぁ…昨日はあんなに夜更かししてたからしかなないか… セーフモードを終了させて通常起動にさせた… …もしかしたら、そのままセーフモードでいたらMEは、そのままいつものMEがいたのかもしれない… 「…何だよ…何が起こってるんだよ!」 デスクトップは惨事で地獄絵図だった… 16色に色塗りされたデスクトップは拡大画面のようにアイコンが巨大化していた… 横で寝ていたMEが苦しそうだ… 「リカバリーだ!リカバリーさえすれば助かるはずだ!」 俺はとっさにリカバリーCDを入れた…しかし… 「CDが反応していない!」 俺は追いつめられた…手段をどんどん切られていく… 「りュ…ド」 MEの声だ しかし、音声機能が壊れ始めているのか…かすれ声である… 「リ…ードもう…いいよわた…しは短イ間だったけどリュ…ドとアえて嬉シカった…ヨ…」 ―まだだ俺は諦めないこんな事はお前と付き合っていた間にいくらあった今回も治るはずだ! 俺はマウスをスタートに移動させようとした…しかし… ―あれ、ポインタどこだ…一体どこに行った… デスクトップにマウスポインタは無かった
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