第一章「始まりのOS」

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「ME」 俺はMEにそう呼びかけ電源をつける。 「こんにちは、リュード」 MEは嬉しいように快調に起動する。 「ME、お前いつになったらネットに繋がるんだろうな…」 そう、MEはまだインターネットに繋いでいなかった。 「でも、MEがいるだけでいいや」 俺は、MEがいるだけでそれだけ良かった 「私もリュードやリュードの家族に操作してもらえてとても嬉しいです」 MEは嬉しそうにいったMEといた時間は楽しかった。 知らない内に時間が過ぎていたこともあった。 いつまでもこんな一時が続くと思っていた ネットが導入されるまでは…
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