感情の起伏

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感情の起伏

相変わらず起きれない日は続いていました。私は昔から平和主義であまり怒る事なくおだやかな性格でした。それが自分は全く気付かず一辺していたのです。5人の部下が入れば5通りのミスが最低あり必ず上司である私が一緒に誤りに行き怒られてました。ある日部下のミスが続いたのです。会議の資料が抜けてたり、打ち合わせ行くのに資料を全く用意してなかったり等様々でした。ある日また部下の失敗の言い訳を聞いてた私は信じられない言葉を発してました。『いい加減にして!どれだけ間違ったら気が済むの!』と私の怒鳴り声が事務所に響いたのです。温和で通ってたので皆唖然と私を見ていました。それからは親切に教えているかと思えば声を荒げて怒ったり、相談にのったりもするしにこにこしてたりろくに返事もしなかったりと自分では全然気付かず感情の起伏が激しくなっていたのです。家でも同じ事が起こっていて家族は少し戸惑いを感じていました。これは後から知ることとなりこの時点では不思議な事に自分の変化に何もわからなかったのです。
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