ルウ

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その頃、直樹は一人、夜道を散歩していた。 すると、そこに、静かな夜に着信音が鳴り響く。 着信:小野 太志と表示。 直樹:『はい。』 太志:「よっ!」 直樹:『おう。』 太志:『ん?何か元気ねぇな。』 ルウ:『ルウと喧嘩しちまった。』 太志:「ルウちゃんと?」 直樹:『・・・。』 太志:「直樹。今から家に来いよ。 待ってる。じゃな!」 直樹:『おい!?』 ツ~ッツ~ッツ~・・・ 電話は切れていた。 直樹:『まじかよ・・・。』 直樹はその足で太志のマンションに向かった。
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