北山 菊&三枝 ルウ

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2時間ぐらい走ると、太志の実家に到着。 太志:『皆、着いたぞ!! 下りろー!!(笑)』 皆、太志の掛け声?に応じ、一人また一人と車から下り、玄関の前に立つ。 インターホンを押す前に、太志はルウを見た。 ルウは黙り込んで、緊張している様子。 太志:『ルウちゃん。 そんなに緊張しなくて大丈夫だよ(笑) 取って食べたりしないから(笑)』 ルウ:『はい(笑)』 そうして、インターホンを鳴らすと、母・菊が出迎えた。 菊:『いらっしゃい。 皆さんも、いらっしゃい。 さぁ、どうぞ、中に入って!!』 菊は優しく微笑み中へと誘導した。 ローカを抜けリビングに入ると、 ソファーに腰をかけ、お茶を片手に新聞を読んでいる、 太志の父・衛が居た。 皆が来たと解ると、新聞を畳み、 衛:『いらっしゃい。 皆よく来たね。 座ってくれ。』 優しく微笑み促した。 菊は皆の分のお茶やお茶菓子を準備する為、キッチンへ向かった。 郁未は菊の手伝いをする為、一緒にキッチンへと行った。 残りの、太志・直樹・ルウはリビングへ行く。 太志:『父さん、久しぶり。』 衛:『本当だな(笑)』 直樹:『お邪魔します。』 ルウ:『お邪魔します。』 衛:『そう堅くならず。 ゆっくりして行って下さい。 直樹さん、ルウさん。』 テーブルを囲み、皆がそれぞれに話し出す。 衛:『最近、学校はどうだ?』 太志:『うん。普通(笑)』 衛:『ハハハッ(笑)そうか(笑)普通か(笑)』 そんな話しをしていると、菊と郁未がお茶とお茶菓子を持って戻って来た。 菊:『さぁ、皆さん、食べてちょうだい。 今日はお昼ご飯も夜ご飯も食べて行くでしょ?』 太志:『今日はゆっくり出来るから、食べて行くよ。 明日は祭日だから、学校休みだし。 何なら泊まって行くか?』 郁未:『えっ!?お泊り用具持って来てないよ!?』 菊:『直樹さんやルウさんが良ければ泊まりなさいな。 パジャマとかは直樹さんと太志はお父さんに借りるとして、 ルウさんと郁未ちゃんはおばさんのを貸すわ。 下着は流石(サスガ)に貸せないから、後で、三人で買いに行きましょ。』 ルウ:『宜しいんですか?』 衛:『あぁ(笑)構わないよ。 こんな機会は滅多に無いからね。 ゆっくりして行くと良い。』 直樹:『じゃぁ、お言葉に甘えさせて頂きます。 太志、良いのか?』 太志:『いいよ(笑) ルウちゃん、ゆっくりすれば良いから(微笑)』 ルウ:『ありがとう!』 そうして、1泊2日のお泊りが決定!!
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