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帰宅すると。
男性陣は眠っていた。
菊:『あらあら。
昼間からお酒を呑んだのね。』
郁未:『あーぁ。缶も散らかってる(笑)』
郁未は缶を広い集めた。
菊:『夕飯が出来るまで、そのまま寝かせてあげましょ』
菊はそう言うと夕飯の支度に取り掛かった。
そんな中、ルウは直樹の傍に近寄り、
頭を撫で撫でしだした。
ルウ:『直樹?ありがとう。
私は貴方が居てくれる事が、私の幸せなんだから、
ずっと傍に居てね』
郁未はそう問い掛けるルウの姿に思わず泣きそうになった。
それはあまりにも、ルウが愛おしそうに言うから。
そんな時、直樹はルウに背中を見せる形で寝返りを打った。
そう、女性陣が帰って来た時に本当は目が覚めていた。
もちろん、ルウの会話もちゃんと聞いていた。
感動してしまい、寝た振りをして寝返りを打ったのだ。
顔が綻んで居るのを見られたくなかったから。
暫く直樹の頭を撫でた後、郁未もルウもキッチンへと去った。
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