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菊の話により、今までどれだけ、衛と菊が悩みに悩み、決断したのかを、
この時、ようやく郁未は理解したのである。
そして、
郁未:『その答えを・・・
聞く、心の準備は出来たんですか!?』
その質問に、
菊:『えぇ。
私も、衛さんも、太志の答えを聞く、覚悟はもうとっくに出来てるわ。
明日にでも聞こうと思ってるの。』
郁未:『お母さん。
その行く末を、私達も一緒に見届けても良いですか?』
菊:『えぇ。良いわよ!』
明日。
太志ときちんと向き合う日になる。
そして、太志から答えを聞く日にもなるのだ。
だが、衛も菊も、どんな答えであっても、受け入れる覚悟は決まっていた。
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