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そして、太志は買いたい物を買うと、次にアクセサリーショップへと足を進めた。
そこで、太志はある物を手に取り、
店員を呼び、会計を済まし、ラッピングをしてもらった物をそっと受けとった。
そして、また、何事もなかったかのように、郁未を引っ張り足を進めたのである。
そうして、歩き疲れた太志はイオンモールの中にある、カフェへ入り、コーヒーを2つ、苺ショートケーキを1つ注文し、郁未と空いてる席に腰を下ろす。
椅子に座るやいなや、
太志:『ハァー!!!歩いたー(苦笑)』
と疲れた感を露骨に出した。
郁未も歩き疲れてはいたが、目の前の苺ショートケーキに釘付けで太志の言葉なんかこれっぽっちも入っていない。
太志は「聞いてないな・・・こいつ(笑)」と思いながらも、
太志:『食べて良いよ(笑)』と郁未に言った。
その言葉を待ってましたと言う顔で、フォークで一口サイズを掬(スク)い口へと頬張る。
郁未:『んー!!!美味しい!!!』
キラキラした瞳で郁未は叫び、苺ショートケーキに夢中だった。
すると。
ストンッ
机の上に何か置かれた音がした。
郁未はその音に気が付き、フォークを一旦、お皿の上に置いた。
そして、太志を見る。
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