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そうして、郁未は菊をリビングへと通した。
菊:『いきなり、来てごめんなさいね。』
郁未:『いいえ!逆に助かりました。
ありがとうございます。
ちょっと待ってて下さいね
飲み物、入れて来ます。』
菊:『そんなに、気を使わないで良いから。』
そうして、郁未はキッチンへ、二人分のお茶とお菓子を準備しに行った。
暫くして、郁未がお盆に乗せたお茶とお菓子を持って、リビングに戻って来た。
郁未:『何も買って無くて、お煎餅しか無いですけど・・・(笑)』
菊:『良いのよ!急に来た、私が悪いんですもの。』
菊は何から話そうか考えていた。
少しの間、二人は会話を交わす事なく、無言のまま。
今日は、青空が広がる晴天。
すると、
菊:『郁未ちゃん。
せっかく天気も良い事だし、散歩したり、ショッピングに行かない?』
郁未:『でも・・・。
私、今日は、学校休んでるから・・・。』
菊:『大丈夫。
もし、誰かに会って聞かれたら、私が上手く話すから。
気分転換に外に出ましょ!準備しておいで。』
郁未:『はい!』
郁未は仕度をする為に、寝室へ入って行った。
菊は郁未の準備が出来るまで、お茶とお菓子を満喫し、
準備が出来た所で、二人はマンションを出たのである。
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