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二人は、とある雑貨屋さんに来ていた。
郁未は雑貨屋さん?と思いながらも、菊の後に付いて行った。
菊はコップを見ている。
菊:『お父さんのコップをね、昨日割っちゃったのよ。
ドジでしょ?(笑)』
郁未:『あぁ!それで雑貨屋さんに来たんですね。』
郁未はようやく理解した。
菊:『郁未ちゃんも見てみたら?』
郁未:『そうしてみます!』
郁未は雑貨屋さんが好き。
菊はそれを知っていて、連れて来たのだ。
1時間ぐらいして、菊も郁未もそれぞれ、買い物を済まし、次に、食事に行く事になった。
菊:『もうお昼回ってるの忘れてたわ(笑)
郁未ちゃんは何が食べたい?』
郁未:『私は今日はうどんが食べたいです。』
菊:『じゃぁ、うどんにしましょう。
何処が良いかしら。』
郁未:『もう少し先に、美味しいうどん屋さんがあるんです。
そこで良いですか?』
菊:『えぇ!良いわ。』
しばらく歩くと、そのうどん屋さんが見えて来た。
いつも待たなければならないが、今日はスムーズに中に入り、席に着く事が出来たのである。
郁未:『私はきつねうどんにしようかな。
お母さんは?』
菊:『私は月見うどんにしようかしら。』
そして、注文を済ませ、うどんが来るのを待つ。
菊:『何だかウキウキするわね!
いい歳してなんだけど・・・(笑)』
郁未:『私も、久し振りにゆったりした気持ちになれました。』
菊:『そう?それなら良かった。
何か気になってたから・・・。』
郁未:『えっ?』
郁未が問い掛けようとした時、うどんが運ばれて来た。
二人はうどんを口に運び、美味しいと言いながら、お腹を満たした。
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