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郁未:『私、たまには実家にも顔出して、
お父さんとお母さんに甘えて来ます。
そう言えば私、全然実家に顔出してない・・・。』
菊:『そうよ。
今、郁未ちゃんが家庭を持てているのは、
お母さんがお腹を痛めて産んで、
お父さんとお母さんが一生懸命育ててくれたからなのよ。
感謝の気持ちを忘れずに、たまには顔を出してあげなさい。
親ってね、いつでも子供に会いたいものなんだから。』
郁未:『はい!!』
郁未は少し気持ちが晴れた気がした。
菊:『さて、そろそろ帰ろうかしら。
太志が帰って来る時間でしょ?』
郁未:『そんな・・・。
せっかく来て下さったのに・・・。
夕飯を一緒に食べて行ってください。』
菊は悩んだ。
でも、
郁未:『一緒に食べたいです。』
そんな郁未の言葉に菊は頷き、夕飯をご馳走になって行くと答えた。
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