郁未

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郁未は早速、夕飯を作りにキッチンへと向かう。 菊:『私も手伝うわ。 二人で作った方が早いからね。』 菊は郁未に有無を言わさずキッチンに立った。 郁未も菊のお言葉に甘えて、仲良く二人で夕飯を作る。 そうして料理を作っていると、太志が帰宅した。 太志:『ただいま。』 太志がリビングへ入って来て、キッチンを見て驚いた。 太志:『・・・母さん!?』 菊:『太志、お帰り!』 太志:『どうしたんだよ!?』 菊:『遊びに来たのよ(笑)』 太志:『昨日、こっちに来るなんて言ってなかっただろ?』 菊:『あら、私が来たらいけない事でもあるのかしら?(笑)』 菊は太志の反応が面白くて仕方がない。 太志:『そんな事はないけど・・・。 でも、ビックリするだろ! 何かあったのか?』 菊:『それは、私が帰ったら、 郁未ちゃんに聞きなさい。』 太志:『解ったよ。』 太志は何が何だかさっぱりだと言うような面持ちだった。
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