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すると、
ドタドタドタッ
ローカを走る足音。
太志:『・・・。』
直樹:『・・・。』
そして、
三谷:『小野先生ー!
おっはよー!!!!』
そう、その足音は三谷だった。
太志:『ハイハイ(呆)
おはよう・・・。』
直樹:『こら、三谷。
先生に向かってタメ口は駄目だぞ。』
三谷:『三枝先生もおはようございます!』
太志:『お前には敬語かよ。』
直樹:『三谷。
小野先生にもちゃんと、敬語で挨拶しなさい。』
三谷:『はぁーい。
小野先生、おはようございます・・・。』
シュンとした表情でやり直しをした三谷。
太志:『はい。
おはようございます。』
三谷はパァッと明るい顔になり、
三谷:『教えて!』
太志:『調子にのるな(怒)
早く教室に行きなさい。』
三谷:『チェッ。』
そう言って、三谷は職員から出て行った。
直樹:『そろそろ、ケジメつけないと、あれマズイぞ。』
太志:『うん。俺もそう思う・・・。』
二人はため息をつき、クラスに向かった。
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