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そして、放課後になるとやっと、教師達は少しゆとりが出来るのだ。
太志が職員室の自分のデスクで、書類整理をしていると、
直樹が戻って来た。
直樹:『っだー!!!
疲れたー!
やっと放課後だぞ・・・。』
太志:『お疲れ。
まぁ、部活に行くまで座ってろよ(笑)』
直樹:『あぁ。そうする。』
直樹は倒れ込むように椅子に座った。
すると、
ドタドタドタッ
直樹:『またかよ(呆)』
太志:『みたいだな(汗)』
三谷:『小野先生ー!』
太志:『何だ・・・?』
三谷:『そろそろ、携帯教えて・・・?』
太志:『本当、三谷は諦めないな(笑)
無理だっつってるだろ。
俺、奥さんいるしね。』
三谷:『じゃぁ、奥さんがいなかったら良いの?』
太志:『バカか。
いい加減、諦めてくれよ。』
三谷:『い・や!!
じゃっ、また明日ねー!』
そうして、三谷は帰った。
太志も直樹も何だか疲れ果てた様子で、
直樹はサッカー部へ。
太志はバスケ部へと向かったのである。
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