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郁未:『正直な話し、私が見てみたいの。
太志さんに惚れ込んでる、三谷さんって言う子。
本気なのかも自分の目で見たいし、直接会って、沢山、話しを聞きたいの。
どうして、太志さんだったのかとか、
太志さんとどうしたいのかを聞きたいのよ。
まぁこれは女同士の闘いみたいなものかな(笑)
でもね、彼女が本気なら私も本気でぶつかりたいの。
私の出る幕じゃないって解ってるけど、今回は出た方が良いような気がして。
大まかにまとめると、ただたんに私が彼女と話しがしてみたいだけ。』
郁未は微笑んでそう言った。
太志:『そっか。
でもなぁ・・・。』
郁未:『でもさ、物事は成るようにしか成らないよ!』
太志:『そうだけどさ。
生徒を家に連れて来るっていうのは、なぁ。
どうだろうなぁ。』
郁未:『内緒で連れて来れば?
三谷さんが来る日は沢山、ご飯作っておくから、彼女の好きな食べ物、さりげなく聞いといてね?』
太志:『ハァ・・・。
解ったよ・・・。』
太志は半ば強引に納得させられてしまったのである。
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