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翌日。
『ッアハハハハハッ!』
朝の学校の屋上に突如、大きな笑い声が響き渡った。
その笑い主はもちろん、直樹。
太志:『そんな笑うなよ・・・(呆) 』
直樹:『ごめん!ごめん!』
太志:『ハァ。』
太志は昨日の郁未との話しを直樹に説明していたのだ。
直樹:『そんな、ため息つくなって!』
太志:『俺、ビックリしたんだぞ?
郁未がまさかあんな事、言うなんてさ。』
直樹:『でもま、郁未ちゃんらしいよな(笑)』
太志:『何が?』
直樹:『お節介な所?(笑)
郁未ちゃんなりに、三谷の事が心配なんじゃないの?
とりあえず、郁未ちゃんが言った様に、連れて行ったら?』
太志:『家もバレちまう。』
直樹:『郁未ちゃんは、それを覚悟して言ってると思うけどな?』
太志:『っだー!!
もう良いや!
解った!会わせてみるよ』
直樹:『クククッ(笑)
ヤケクソだこいつ(笑)』
太志:『おまっ!?
今、お前笑っただろ!?
なぁ!?
今、笑っただろ!?
人が真剣に話してるっつーのに(怒)』
直樹:『笑ってねーよ?
ヤケクソさん!(笑)』
太志:『こんのヤロー!
覚えとけよ?
マジで覚えとけよ!』
直樹:『まぁまぁ!』
太志を小ばかにした様に、笑いながらなだめた、直樹であった。
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