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そんなこんなで、疲れた太志だったが、ようやく、家に帰れる。
帰り支度をしていると、三谷がやって来た。
三谷:『小野セーンセ!』
太志:『・・・何?』
三谷:『何で今日、好きな食べ物を聞いて来たんですか?
もしかして、私が気になり出したとか?(笑)』
太志:『三谷・・・。
勘違いしないでくれ。
まぁ、理由は後で解るから今はあえて、言わないでおくよ。
来週の日曜日さ、時間を空けといてくれないか?』
三谷:『デート?』
太志:『違います!
とにかく、空けといて。
夕方、17時に戸塚駅前で待っててくれ。
解ったか?』
三谷:『楽しみにしてるね!』
三谷は嬉しそうに帰って行った。
太志は勘違いしてるだろうなと思いながら、ため息をついて、学校をあとにした。
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