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翌朝。
今日は土曜日で学校は休み。
バスケの部活も、たまには、メンバー達にも休みがあっても良いのではと太志のはからいで、明日の日曜日まで休み。
時計を見ると、まだ朝の8時。
太志はベッドの上でタバコを吹かし、ボーッとしていた。
郁未は明日まで学校は休みな為、まだ横でスヤスヤ寝ている。
と!思っていたら・・・。
郁未は起きていて、ジーッと太志を見ていたのである。
太志はそれに気づき、
太志:『おはよう(苦笑)』
郁未:『ふん!』
郁未は太志に背中を向けてソッポを向いてしまった。
太志:『えっ!?何!?
どうした?』
郁未:『・・・たいの!』
太志:『はっ?』
郁未:『い・た・い・の!!』
太志:『あぁ~(笑)』
太志は苦笑い。
太志:『ごっごめん。』
太志は郁未を後ろから抱きしめた。
太志:『機嫌直して?』
郁未:『・・・。』
太志:『痛みがひいたら、
せっかくの休みだから、どこかデートしようか。』
太志の言葉に郁未はクルッと向き直し、
郁未:『機嫌とってるつもり?』
太志:『うん。』
郁未:『しょうがないなぁ(笑)』
太志:『機嫌直った?(笑)』
郁未:『直った(笑)』
太志:『ハハハ(笑)
お前ってホント単純(笑)』
そうして、お昼頃に二人はデートに向かった。
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