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驚いた郁未は、慌てて止まる。
郁未:『どうしたの!?』
太志は前を見たまま。
何も言わない太志に、郁未は、太志の視線をたどり、同じ方向に目を向ける。
視線の先には、数人の女の子。
太志:『三谷・・・。』
太志がポツリと言った。
郁未:『えっ!?どの娘!?』
太志:『5人、居る内の真ん中。』
郁未:『真ん中?』
郁未は真ん中の女の子に目を向けた。
すると、目が合い、郁未は微笑んで頭を下げた。
太志:『行くぞ。』
郁未:『うっうん。』
太志と郁未は三谷の横を通り過ぎる。
そして、エスカレーターに乗って、本屋を目指した。
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