直樹

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直樹:『素敵ですね。 大志。俺、お前に感謝するよ。』 大志:『何で?』 直樹:『お前が教えてくれた。 こんなに素敵なお店があると言う事。 お前が連れて来てくれなければ、俺はこんなに素敵なお店があるって事を知らずにいる所だった。 そして、この指輪に出逢う事も無かった。 本当にありがとうな。』 大志:『良いよ。 お礼言わなくて! 俺達、ダチだろ? して当たり前なんだし!』 直樹:『それが有り難いんだよ。』 大志:『素直に受けとくよ(笑)』 直樹:『すいません。 これ、頂けますか?』 木南:『かしこまりました。 ありがとうございます。 ラッピング致しますので、少々、お待ち頂けますか?』 直樹:『はい。』 木南は指輪をラッピングする為、その間、直樹と大志は店内を見回し、ラッピングが終わるのを待った。 暫くすると、 木南:『大変、お待たせ致しました。 お買い上げ 誠にありがとうございます。 三枝様。 いつまでも、彼女さんと笑顔を絶やさず、幸福(シアワセ)になってくださいね。 このお店を選んで頂きました事も有り難く思っております。 三枝様、小野様。 いつまでも、お二人に幸運が訪れます様に。 本日のご来店、誠にありがとうございました。』 木南は二人に深々と頭を下げた。 そんな木南に、直樹と大変も深々と頭を下げ、 『ありがとう』 そう、告げて お店をあとにした。
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