直樹

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お店を出た二人は、食事をとる為、近くのレストランへと向かった。 中に入り、二人、向かい合わせに座ると、メニューを見て、それぞれ、注文をした。 料理が運ばれて来る間、談話する。 大志:『良かったな(笑) 良い、指輪が見付かって!』 直樹:『うん。本当、お前のお陰だよ。 ありがとうな!!』 大志:『良いって事よ(笑)』 直樹:『でもさ、怖いんだ・・・』 大志:『何が?』 直樹:『プロポーズを受けてくれるか、不安なんだ。 情けねぇよな・・・(苦笑) 今更、怖じけづくなんて。』 大志:『大丈夫だよ。 もし受け入れる気持ちが無いなら、今、お前の傍に居ないと思うぞ。 お前等、付き合って長いだろ? ルウちゃんもそれなりの歳になってるから、将来を考えたりしてると思うんだよね。 考えた時に、お前とじゃ不安だって思ったら、もうとっくに居なくなってると思うけどね? もっと自信持てば?』 直樹:『お前・・・俺より年下なのに・・・何かお前が年上に見えるよ(笑)』 大志:『アハハハッ(笑) 違うよ。俺も郁美に教えられたからな(笑)』 直樹:『そうか(笑)』 そうしていると、料理が運ばれて来た。 二人は料理を口に運び、お腹を満たした。
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