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大志:『あのさ。』
郁美:『うん』
大志:『話があるんだ。』
郁美:『何かあったの?』
大志:『直樹の事なんだ。』
郁美:『直樹さんがどうかしたの?』
大志:『ルウちゃんの誕生日、2月14日に、プロポーズするって。』
郁美:『・・・本当!?』
大志:『あぁ。本当。』
郁美:『・・・クッ・・・ズッ・・・グスッ・・・』
大志:『郁美!?泣いてるのか!?』
突然、郁美は泣き出した。
郁美:『嬉しい・・・ヒック・・・っの・・・。
付き合いは直樹さん達が長いはずなのに、私達が先に結婚した。
それって、私の目覚めを待っていたからでしょ?』
大志:『・・・気付いてたのか?』
大志の質問に郁美は、素直にコクンと頷いた。
大志:『郁美。おいで。』
大志は腕を大きく広げ、郁美を優しく包み込んだ。
そして大志が優しく話す。
大志:『次は、直樹とルウちゃんが幸福になる番だ。
だからさ、ルウちゃんには内緒で、プロポーズの演出を郁美にも協力して欲しい。
駄目か?』
郁美:『駄目な訳ない!!
する!!何でもする!!』
大志:『ありがとう。頼むな?』
郁美:『うん!!』
ニコッと笑った郁美を見て、
大志:『あっ・・・。』
郁美:『何?』
大志:『理性が飛びそう・・・(汗)』
郁美:『・・・バカッ////』
大志:『ベッドに行く?』
郁美はその単語に顔を真っ赤にしながらも頷いた。
大志はそれを合図に、郁美を寝室のベッドまでお姫様抱っこをして連れて行き、
ゆっくりと押し倒した。
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