直樹

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直樹:『ルウ。』 ルウ:『何?』 直樹:『今日はさ、大事な話しがあるんだ。』 ルウ:『何の話し?』 少し、不安げな表情を見せるルウ。 ルウの中では、別れ話をされるんではないかと思っているんだろう。 だけど、直樹はあえて触れずに話しを進める。 直樹:『ここに来た時、気づかなかったか?』 ルウ:『ん~・・・。 あっ・・・人が居なかった?』 直樹:『当たり。 実は、21:30から貸し切りにしてもらったんだ。』 ルウ:『うそ!?』 直樹:『ホント(笑)』 ルウ:『じゃぁ、今、二人きり!?』 直樹:『そゆ事(笑) それでさ、俺、真剣に話すから、お前も真剣に聞いて、返事をして欲しい。』 真剣な瞳で言われた為、ルウは本気なんだと悟り、身構えた。 そして、直樹は一生に一度のプロポーズをする。 愛するルウに・・・。
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