大志の悩み・・・

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そんな大志の様子を、郁美は心配で仕方なかった。 隣に居るのに、何処か遠くにいるような感じ・・・。 でも、大志から言ってくれるまで、待つと郁美は決めた。 だけど、郁美は悩んだ時、直ぐに自分を頼ってくれない事が何よりも悲しかった。 そして・・・ 郁美はある人物にメールを送る。 その頃、その人物は、 愛する人とテレビを観ていた。 そこに、 ♪♭♯♭♪ メールを知らせる音楽が鳴り響いた。 その人物は携帯を開き確認する。 『大志さんの様子がおかしい・・・。』 そんな内容のメールだった。 そう・・・郁美がメールをした人物。 それは、直樹だったのである。 メールを見た直樹は、 直樹:『あいつ・・・。』 直樹もメールに返信をする。 その頃、郁美は大志の横で本を読んでいた。 その時、 ♪♭♯♭♪ メールを知らせる音楽が鳴った。 メールを開くと、直樹からで、 『大丈夫だよ!大志から言うのを待ってやってくれ。』 そう返事であった。 郁美は、直樹も何かを知っているのだと、この時、感じとったのである。
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