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直樹は納得。
大志とルウだけが、
何故、微笑んでいるのかと?マークを頭に浮かべていた。
その疑問をルウが口にする。
ルウ:『何で笑ってるの?』
その質問にゆっくりと郁美は答える。
郁美:『それはね、大志さんらしいと思ったから。
私が生徒で、大志さんが先生だった時もそうだったなぁって。
私の事になると、周りが見えなくなる所もあるけれど、
私を1番に考えてくれる。
優しい人。
今回も私の事を1番に考えたんだなって。
だって、1番被害が及ぶのは大志さんなのに。
でもね、大志さん、
これだけは忘れないで?』
そう言った郁美は大志を見据えた。
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