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郁美:『彼女も、真剣に恋をしてるって事。
だから、安易にその気持ちを踏みにじっては駄目だよ。
もし、踏みにじったやり方をしたら、彼女のこれからの人生に影響を及ぼす事もある。
苦い思いになって、恋愛する事が怖くなるかもしれない。
でも、それだけは絶対、避けて欲しいの。
大志さん。
私は例え、彼女に何かされても私は怯(ヒル)まないよ。
逆に私は彼女を抱きしめてあげられる、度量(ドリョウ)は身につけてるから。
恋は誰かが傷付いてしまう。
その時、誰かが抱きしめてあげる必要があると思うから。
だから、大志さん。
ちゃんと向き合ってあげて?
諦めないと言われたなら、尚更、彼女が納得するまでとことん向き合って?
私は大丈夫だから。
それに、悩みがあるなら、ちゃんと相談してよね(怒)
あなたの妻でしょ?
もっと頼ってよ。』
郁美はそっと大志の手の上に自分の手を沿え、優しく微笑んだ。
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