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大志、ルウ、直樹は流石(サスガ)にこの発言には驚いた。
ルウ:『何で、そんなに強くなれるの!?』
郁美はニコッと笑いまた話し出した。
郁美:『恋ってね、本当に人を変えるものなんだなって思うの。
一人の人を想い、諦めない!って言えるのって、素敵だと思わない?
私は彼女は素敵だって思う。
自分の口で好きな人に気持ちを真っ直ぐに伝え、本気でぶつかってくる。
逆に私だったら、怖くて怖じけづくんじゃないかなって思うから。
だから、彼女は凄いと思うよ。
だからこそ、その気持ちに邪険な扱いをしたらいけないと思う。
軽い気持ちで来てるなら、こっちも軽くあしらえば良い。
でも本気なら、こっちも本気でぶつからないといけない。
逃げたら駄目なんだよ。
逃げたって解決する訳ではないから。
それに、大志さんを心から愛しているから強くなれる。
絆があるから、支えになりたい、守りたいと思える。
大切な人の為なら何でもするよ。
だからね、大志さん。
本気でぶつかって来て。
納得するまで彼女と向き合って。
お願いだから。』
郁美は切実に伝えた。
その気持ちは大志にもちゃんと伝わったらしく、
大志:『解った。』
と、返事をしてくれたのである。
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