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未知は放課後になると、毎日と言って良い程、大志の所へやって来る。
そして、
未知:『小野先生ー!!』
大志:『・・・何だ?』
未知:『教えて?』
大志:『・・・嫌だ!!』
未知:『良いでしょ!!
教えて欲しいのー!!』
大志:『・・・駄目!!』
大志は呆れかえっていた。
未知が必要以上に教えてと言っているのは、
大志の
携帯番号・メールアドレスだった。
毎日、毎日来ては、この繰り返し・・・。
この会話を一体、いつまで続ければ、彼女は諦めてくれるのだろうかと、大志は日々、頭を抱えていた。
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