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~女性風呂~
郁美とルウは体を綺麗に洗い、二人で温泉に浸かっていた。
ルウ:『気持ち良いね!』
郁美:『うん(笑)気持ち良い!!』
二人は暫く、肩まで浸かって温泉を楽しんでいた。
すると、
郁美:『いつもありがとう/////』
ルウ:『何?急に?(笑)』
郁美:『最近ね悩む事が多くて少し疲れてたの・・・。』
ルウ:『うん。知ってたよ。』
郁美:『太志さんさ、最近、悩み事あっても、自分からは話してくれないの。
問い詰めて聞くとやっと話してくれる感じで・・・。』
そんな郁美の話しを黙って聞いていた、ルウが口を開く。
ルウ:『あのさ、一つ聞いても良い?』
郁美:『何?』
ルウ:『ずーっと気になってたんだけど、
郁はいつも太志さんの事、
『さん』付けで呼ぶよね。
何で?』
ルウはずっと気になっていた。
決して『さん』を付ける事が悪い事ではない。
ただ、ルウは『さん』を付けて呼ぶ郁美に違和感を感じていたのだ。
そんなルウの質問に郁美は静かにボソッと答えた。
郁美:『私なりの償(ツグナ)いだから・・・。』
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