0人が本棚に入れています
本棚に追加
「パパ…また…海……行っちゃうの?」
小さな目に涙をいっぱい溜めて今にも泣き出しそうな姫
「ごめんな…寂しいよなー?」
「奈海…寂しくなんか……ないもん!」
強がってもやっぱり我慢は出来ないらしい…
大粒の涙が落ちる
「そうかぁ…じゃあパパはずっと海に出てようかなぁ…」
ちょっと悪戯をしてみる…
すると姫は俺のもとに駆け寄ってきて膝元にしがみついた
「ダメー!絶対ダメー!!奈海…寂しい!」
膝にしがみつく姫を抱えあげ、抱きしめる
最初のコメントを投稿しよう!