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キーンコーンカーンコン
学校のチャイムが鳴り響き昼食の時間になり学食に向かって疾走する人や弁当を抱え中庭へ向かう人々でごった返していた
可憐「ねぇねぇ、これ見てよー」
結衣「何？またゲームの話？」
可憐「今回のは凄く良いんだよー特にこの剣いっぱい出してるこの人がカッコイイんよー」
結衣「まーたく、そろそろゲーム卒業したら？」
可憐「甘いな、ゲームは一生修業なのだよ、フフフ」
結衣「ハイハイ、それはご苦労様です」
可憐「でねでね、それでこの人がね・・・・」
ゲームやアニメが大好きな高校三年生、名前は彩峰可憐
魔法に憧れていつかは自分も魔法を使ってみたいと思っている一般世間でいう所のオタクと呼ばれている
結衣「そんな事じゃ彼氏が出来ないよー？」
可憐「良いもん、私にはこの人がいるもん」
そう言ってゲームキャラを見つめながらつぶやく可憐
結衣「そんな事ばっかり言ってると悪い魔法使いにカエルとかにされちゃうよー」
笑いながら話す結衣だがまさかこの話が後にあんな事になろうとは思いもよらなかった・・・・
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