鉛色の空

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  しばらく話をして、不動産をあとにした 「……あ。そうだっ」 街中を歩いていた詩乃は何かを思い出したのか いきなり立ち止まった 「髪、切ろう」 前からしてみたかったショートカット やりたいことが出来て詩乃の頬は自然と緩む 詩乃は水溜まりがあちこちにあるアスファルトを駆け出した                
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