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‐翌朝…(仁side…)
仁「…んぅ~…ん~…朝?…ぇ??!」
◯◯◯の方を見てびっくりした。
仁「…泣い…てた…??」
まだ眠っている◯◯◯のほほには、
かわいた涙のあとがいくつか残っていた。
仁「◯◯◯…?…どうしたんだろ??」
俺は心配になって、◯◯◯を揺り起こした。
「ふゎぁぁぁ…よく寝た…」
そう言う◯◯◯の目の下には、
うっすらクマが出来ている。
「じぃん…どした?」
◯◯◯が俺を覗き込むように見つめる。
仁「お前…昨日の夜、泣いてただろ??」
「!!…」
仁…何でわかったんだろ…
あたしが泣いたまま寝たから??
…目がはれてるからかな…。
「なに言って…!!!」
とぼけようとした瞬間、仁に抱きしめられた。
「…じ…ん?」
仁「…俺に、嘘つかないで…」
「っ…」
‐グィッ
「嫌っ!!」
あたしは、仁を押しのける。
仁「◯◯◯…??」
「っ仁…
もう…あたしの家に来ないででっ…」
仁「…ぇ??」
なんかさぁ…仁が来ると疲れるんだよね。
…迷惑なの。もう…来ないで…っ」
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