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─J Side
いつもの朝。
いつもの学校へと続く道。
“ばいばいっ、じん”
何故か頭に浮かぶのは数日前に出会った“かめ”の姿。
うん。
‥‥うん?
ぶっちゃけね、好みのタイプの顔だと思った
まぁ、男なんだけど(泣)
「な~に、ぼーっとして歩いてんだよっ」
聞こえた声に顔を上げればにっこり笑ったぴぃが目の前にいた。
「おぅ、ぴぃ。なに、お前風邪治ったの?」
「まーね、1週間も寝込んだの久しぶりだしっ
か~なり身体なまっちゃった感じ~」
うん。 ぴぃも綺麗な顔してんだよなぁ‥
つか、たぶん、そこらの女より可愛い。
‥──けどさ、違うんだ
“どきんっ”て、しない。
心が音を立てたりしない。
コレってさ、こういの‥───
つか、だぁ~からっ
アイツは男っ
「はぁ~‥」
まったく何考えてんだ‥俺(泣)
、
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