347人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
教室に着けばいつもの奴らといつものようにバカ騒ぎして‥
「あ、知ってる?
2年に転校生来たらしいよ~。
コレがさっ案外可愛いんだって~」
間抜けヅラしてそう言うのは中丸。
「なにそれっ、マジ?」
やっぱさ、こういう女の子の話にはノッちゃうんだよね~
だって、俺達青春真っ只中な訳だし♪
それに俺、これでも案外モテるんだよねっ
「っ、イテッ」
なんて浮かれてたら突然引っ張られたら耳(汗)
「バカ西!デレデレすんじゃねぇ」
「イテッ、イテーって!分かったから離せよっ」
そう。
今、俺の耳を引っ張って離さないのは真理子。
まぁ、一応、俺の彼女。
中学入ってすぐに付き合い始めた俺達は
今年も上手くいけば、三年目だ。
「まったく、何で仁はすぐフラフラするかなぁ~」
「は?フラフラしてねぇーし?
転校生に興味があるのは普通の事じゃね?」
なんて、2人でいつものようにギャーギャー言い合ってたら‥
「はーいっ、俺見たい~☆
転校生見に行く人この指とーまれ~」
なんてご機嫌なぴぃが人差し指上げて言えば皆ワラワラ寄ってきて
俺もちゃっかりその指握りに行った。
、
最初のコメントを投稿しよう!