一章

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「あぁ!?どうせ持ってんだろ!!いいからさっさと出せや!!」 「ッ!!」 いきなり胸倉を掴まれ、壁に押し付けられる 「離ッ…」 「おい、やめろ」 突然違う低い声が聞こえてきた 誰…?助けに来てくれた人か…? 「な、なんでですか!彰(あきら)さん!」 その声の主は不良たちのリーダーらしき人物だった リーダーの人、彰っていうのか…。 なんか、かっこいい名前でムカつくな。 「いいからやめろって言ってんだよ、聞こえねーのか」 その人物は鋭い眼差しで俺の胸倉を掴んでいる不良を睨みつけた
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