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「良く来てくれたな。おめでとう」
「ありがとう。勝也も元気そうだな。その試合、見てたのか?」
「おお、これな。俺の最高の友達が出てるんだよ。塚本って言ってな、ジャパンのエースだ」
「塚本?ありゃ駄目だ。経験が足りないし、まだまだシュートが不安定だ」
「そうかぁ、まあ俺には負けてるけどな」
二人は笑った。
勝也の目からは、泊めどなく涙が溢れている。
リクも涙ぐんでいた。
ビデオを観ながら、その時の状況を話して聞かせた。
ジャパンのメンバーの事、楊や陳の事。
次から次へと話題は尽きなかった。
ふと会話が途切れた時、勝也が話題を変えた。
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