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「ところで、進路は決まったのか?」
「それが…色々誘いはあるんだけど、決めかねてるよ」
「これだけ活躍したんだ、どこだって欲しいさ」
勝也はテレビを指差し言った。
「プロで出来るなら、俺は早いほうがいいと思うよ。最後に決めるのは自分だけどな」
「正直、お金とかはどうでもいんだ。楽しくバスケがしたいだけだからな」
「お前はホント、バスケ馬鹿だな」
「それは褒めてんのかよ。ところで、お前の方はどうなんだ?回復に向かってんだろな?」
「まあ、ぼちぼちってとこさ」
「早く良くなってくれないと張り合いがないよ」
「もうすぐだ、待ってろ」
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