入部します。

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このクラスには知っている人も友達もいない 僕はこれを望んでいた 僕は1人教室の端にある机に座る 僕はカバンからブックカバーをしたお気に入りのラノベを取り出して教室で読書をしている クラスメートに僕を読書の好きな地味な人と思われたい 「ねぇ~君何読んでんの?」 見知らぬ女子が話しかけてきた 僕は本の題名が書いてあるページを開いて指を指した 「そうなんだ~もっと難しい本読んでいると思ってた」 そう言ってその女子は女子のグループに戻っていった どうせさっきの女子は僕の印象をグループに報告しているんだろう
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