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そして
次の日の朝がきた
まだ寝たりない目を擦りながら学校へ登校する
学校の前に来るとなぜか人だかりがあった
僕はあえて無視して通り過ぎようとした
「あそこに一年がいるぞ」
どこからか聞こえた
僕はあっという間に知らない先輩に囲まれた
そして
チラシのような紙を次から次に渡された
ドスッ
なぜか後ろから押し倒された
さっきまで囲んでいた先輩は次なる一年を狙っていた
「タクちゃん~」
知らない女子の先輩は僕に馬乗りにして言った
だが
なかなか退いてくれない
僕は無理やり立ち上がり走り始めた
「タクちゃん~待って~」
その先輩が追いかけてきた
僕は道のわからない学校内を全力で走り始めた
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