はじめに

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  自分がおかしいと気付いたのは もう、壊れる寸前の時だった。 通勤しながら仕事場の看板を見ているだけで ボロボロと泣いている自分。 《今…私の後ろから車が突っ込んでこないかな》     常に考えてる自分。 朝起きるのが辛いのは当たり前だったけど 何故か涙が止まらない。 夜…子供が寝たあと   いつの間にか カッターを手に持っていた。     そんな自分が恐かった。      
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