畏怖~コレット編~

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「……で?ニアタ・モナドに一緒について来て欲しいって何をすんのよ?」 「そうだな、少しは内容を教えてもらいたいな」 その後、基本的な読み方に、ディセンダーを少しでも元気にさせる方法はないか、情報を何とか頭に飲み込み(半分はメモをとったが)コレットはニアタ・モナドに来ていた。 流石に一人では無理があると思っていた所に、船酔いで船から降りたいと叫んでいたイリアと水の上にある事に恐怖を抱いて一種の挙動不審状態なクロエがチャットに抗議(主に抗議していたのはイリアだが)を一緒に連れて。 コレットにもイリア・クロエにも丁度いい相手だったと言える。 「えっとね……私、ディセンダーを守る神子だからね、何かをしたいなって思ってね」 ニアタ・モナドの最奥。 そこに3人は来ていて。 コレットはそう言いながら振り返って。 「此処に、ディセンダーの、あの人を元気にさせれる方法があるって分かったの」 コレットはそう、断言した。
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